12年06月号/Vol.354号
熟成アート 衝撃の初舞台
 名工房が生み出す美の極致 熟成アート 衝撃の初舞台/デキる男の節約&副業ガイド マネーの虎ッカー/カミオンTOP ART〜アートを楽しむ。〜二代目東照丸/一聖丸/夢特急V/礼子丸/常勝姫/アートが絆のライバル・バトル 門太郎 vs 大森笑店/日本縦断!ご当地名車列伝 [番外編]がんばろう!みちのく 魂の特派員リポート/オーナーのこだわりと機能美あふれる“箱”メイクを大研究! 造りボディの美学[箱車編]
2012年05月01日発売
740円
 特別付録 カミオン特製アート・トラックステッカー
 

卒業できないトミカと知育本
 昭和49年生まれの私と同世代のカミオン読者なら、幼少時代にブリキとプラスチックでできた赤&黄色のダンプ(トヨタ6tボンネットや、いすゞTMK14tダンプトレーラなど)で、掛け持ちして遊んだ経験が一度はあるであろう。この手の玩具はバネでダンプアップするアクションを楽しめるのが大きな特徴で、荷台には我慢できずによく砂を積んだものである。だが、リアリティを追求するあまり砂をてんこもりに積むと、荷台のダンプアップはおろか終いにはバネも壊れて完全に荷台は機能しなくなり、子どもながらにすねたものである。だが、積んでこぼすという、たったこれだけの単純なアクションが、小学校高学年になってもなかなかやめられなかった。お手軽に買える頑丈かつ精巧なトミカは増える一方で、ZMやTW、いすゞのダンプを中心に、小松の油圧ショベルに古河ホイールローダー、同じく小松のゲタシャボにブル、あとタイヤローラーやスクレーパーなどをラインナップし、さながら気分は地元の土建屋である。なかでもダンプは遊ぶ回数が多いうえ、もっとも痛みやすくがらくた同然になるとケツブタが外されて、原石運搬仕様の構内ダンプとして、庭の土を深く掘って作った砕石場のジオラマへ放置されるのであった。中学に入り本格的にダンプの写真を撮り出すと、本島全域いろいろな砕石場に足を踏み入れることとなるのが、どのヤマにも使い古しのダンプが必ずといっていいほどあり、それを目の前にしながらシャッターを押さなかったことが今となっては後悔である。
 
それと同時に夢中になったのが、はたらく自動車系の乗り物絵本や乗り物図鑑である。’80年代当時、まだまだ地方ではインフラ整備のまっ最中であり、絵本にはそのような現場で活躍するクルマたちがリアルに描かれていた。ダンプカーだけをテーマにした絵本などもあり、ただただ眺めているだけで幸せであった。そういった絵本には、近所の現場で見かけるカラーリングの同じクルマなども登場し、とても胸をワクワクさせたものである。現在はトミカもバリエーションが増えよりマニアックとなり、モーターグレーダーやアスファルトフィニッシャー(もう時期発売!)など、あのとき欲しかったのがモデル化され、現代の子どもたちを羨ましく思うこともあるが、絵本に関しては当時のほうが豊かである。なかでもとある大手出版社から登場した、はたらく自動車の写真図鑑シリーズはマニアックであった。たとえばパワーショベルをテーマにしたものには、アタッチメントにスポットを当てて編集されたものもあり、法面バケットからブレーカーまであらゆるバケットが紹介されていたのには驚きであった。子どもを対象にしながらも、どのテーマも豊富なビジュアルにより深く掘り下げられていたことには脱帽である。ボンネットトラックやロードローラーなどの昭和を代表するクルマたちが、絵本を通して現在へ語り継がれ、近くの書店に行けばいつでも拝めるのは大変うれしいことである。それを眺めて幼少時代へとタイムスリップして、あの日あのときのトラックを思い浮かべるのもいいものだ。 
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11/06/01 19:51
ダンプと仲間とプラモデル!
 ある日の下校時に小学校の正門を出るとにわかに慌ただしい気配である。0.7・3の油圧ショベルを大型セルフがジャッキアップして降ろしている最中で、数名の男子生徒らが作業を眺めているところであった。学校の前を通る県道52号線の道路工事がスタートしたのである。工事は片側1車線の舗装表面をユンボではぎ取っていくもので、時間を経過するごとにかなりの深さまで掘られていった。ここには新しく入れ換えた路盤材をならすために、小型ブルドーザーが投入されることとなる。今日のように再生路盤がまだなかった当時、コーラルやクラッシャーランなどの材料は現場で大変重宝された。それらを運ぶ現場ダンプには飾ったクルマが少ないことは以前にも述べたが、なんとその現場へコーラルを運んできたのは、漆黒のキャブに独特のV10サウンドを響かせる“御祭銀次”と、オールメッキのフロントパネルがまばゆくキラめく“夜霧の最終便”だったのだ。ともに県南を拠点に活躍しているアート・ダンプで、間近で見る華やかな勇姿に興奮したものである。授業中も♪バックします〜ピーンピーンと響く当時流行った後方安全装置(バックメロディ)と、すれ違いざまのラッパコールに胸躍らせて、休み時間になると正門側の塀に上りダンプを待った。道路が完成するころには学校の向かいにある花き農家のハウスに、“指宿観葉”というメインアンドンを掲げたFVの平ボディが週に1〜2度来たり、隣町の酪農サイロにはアート・カンパニーの“ゆたか運送”が牧草を積んで登場したりと、ダンプ以外のアート車も見かけるようになり、あらゆるクルマたちに魅せられていくこととなる。
 
 毎週のように月曜日には友人からいろいろな情報が寄せられる。「家族でドライブへ行って嘉手納基地の前を走ったら、浮世絵を描いてあるダンプを目撃した」とか、「農道を歩いているとダンプ5台で走ってきて、仲座コーラルはどこですか?って道をたずねられたんだよね」だとか、なかには「ダブルバンパーじゃなくて、バンパーを3段重ねしたダンプを見たよ」とでたらめを言う輩まで登場するなど、周りの友人たちのアートへの関心も高まっていった。小学5年生当時カミオンはすでに創刊されておりながら、その後の人生のバイブルとなるカミオンとの出会いはまだだったが、沖縄をはじめ日本全国にはすごいクルマがたくさんいるんだろうなぁ〜と想像をふくらませながら胸を躍らせた。そんな矢先、ショッピングセンターのプラモデル売り場にてミニデコトラシリーズと出会ったのは大きな感激だった。これまで族車や飛行機、戦車やジープなどのミリタリー系を仕方なく買っていものの満たされることはまずなかったが、日野ZM/KFとふそうFシリーズをベースにしたアオシマの同モデルは、「横綱」「王将」「大統領」などセミトレから平車までラインナップも豊富で、パッケージを眺めているだけでも幸せな気分になったものだ。どれにしようか1時間近く悩んだ末にダンプをベースにした「白虎」と「水滸伝」に狙いを定め、最終的には日野ZMダンプの「白虎」を購入したのだった。本来なら組み立て後はディスプレイするのが普通だと思うのだが、完成させるとすぐにミニカーとともに砂場へと出動。毎日のように砂場(採取場)と花園(現場)を往復させ飽きるまで砂を運び終えると、飾りもボディもメチャクチャとなり半月もしないうちに朽ちはてるのであった。
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11/03/30 21:26
ビッグワンガムとダンプリスト!

 小学校4年生になると、トラックへの憧れはさらに高まる一方で、放課後家に帰るとこれまで以上にミニカーで遊ぶことが増えていた。小遣いも少なく持っているモノはほとんどが小さなトミカだったが、遊ぶには不自由しないくらいのバリエーションがあった。当初は現場の光景を再現するばかりであったが、やがてクルマのリアリティを追求するため、ダンプのミニカーにはコボレーンを付けるまでになった。ストローを筒にして、その穴にパイプ変わりの爪楊枝を入れてガムの銀紙を開閉可能にしたものの、カッコが悪く結局長くは続かなかった。また、クレーンのフックには糸を垂らして箱で作ったバケットを付けてみたり、さらにブルドーザーには屋根を付けようと試みるも接着出来ずに失敗(笑)。そんな馬鹿なことを繰り返していたある日、集落のとある売店にてDXビックワンガム(建機やトラックの模型の入った食玩)を発見するのである。「本物のてごたえ」をキャッチフレーズにしたCMもカッコよく、モータグレーダーやマカダムローラーの建機をはじめ、コンクリートポンプ車やゴミ収集車などあらゆるトラックのモデルを購入した。友人や従兄弟など人が集まると大小問わずいろいろなモデルが集結し、家中に積み木を広げながら夜遅くまではしゃぎ楽しんだのも懐かしい思い出である。

 その時代のもう一つの楽しみといえば母方の親戚家への訪問である。最近ニュースで取りざたされた普天間基地の側には母方の実家などがあり、屋上に上がれば間近で軍用機を見ることも出来たが、それは単なるオマケでありダンプを見ることが大きな狙いであった。そこへ行くには県南のダンプ街道でもある県道77号線と国道329号線を通る必要があり、その道中で対向車線から走って来るダンプを眺めるのはこの上ない幸せなひとときだった。「琉球横浜」「沖浦」「ひとり旅」「浪漫飛行」など、シートキャリアやWバンパーに名文句を刻んだアンドンを掲げたダンプたちが、軍団で走ってくるさまは深く印象に残る。最初のクルマを目で追っているとアッという間に後続車がやって来て、アンドン文字も確認できないままその迫力に圧倒されるばかりだった。そんななかもっとよく記憶に残す何かいい方法がないか? と思いついたのがクルマのリスト化だった。自分なりの判断基準を設け、Wバンパーだけのクルマもアート車へ位置付けた。大学ノートに線を引き表組みにして、ベース車、色、会社名といった覚えている情報を記し、目視できた飾りの手かずもなるべく書くように心がけた。日に日にページも増えていき、その後は中学2年くらいまでこのノートを続けた。今度はいつ会えるかわからないダンプを愛おしみつつ、将来への憧れを抱きながら3冊のノートを完成させたものの、紛失してしまったのが今になっては残念だ。

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10/06/25 15:14

  トラックファン垂涎のオムニバス版!! 特別付録DVD「カミオン The ムービー」
12/03/28 18:51
今回のDVDはトラック野郎名シーンから西日本のアート車が集う走行会、東京モーターショーリポートまで、あらゆるお宝映像が収録された3本立ての豪華版!! 一番星号や龍馬號を筆頭に、マフラー音を轟かせながら疾駆する様は圧巻で興奮の連続です。さらに国内4メーカーのグローバルカーや、架装メーカーの特装車なども次々に登場します。3月31日発売の5月号をお見逃しなく。 
  第25回カミオンアート・プラモ大賞のエントリー作品を募集中!
11/12/26 15:58
毎年恒例のアート・プラモ大賞のエントリー作品を募集しています。応募に際して写真を4点以上(ななめ前、ななめ後ろ、正面、そのほかアピールしたいところ)と作品のベースモデル、改造箇所、総費用、作品に対するコメント、住所、氏名、年齢、職業、電話番号を明記した紙を同封のうえ、お送りください。なお、写真にはすべて油性マジックで応募者の氏名を書いてください。〒170-8427 (株)芸文社カミオン編集部『第25回プラモ大賞』係。締め切りは2012年1月10日(火)消印有効。あなたの応募を待ってま〜す。
  2012年1月号は映画『トラック野郎』のエアフレッシュナーが特別付録だ!
11/11/24 18:26
12月1日発売の1月号には、映画『トラック野郎』と新連載4コマ漫画『われら うずまき運送』のイラストが両面に入ったエアフレッシュナーが付録につくゾ。主題歌「一番星ブルース」に使用されていたイラストが表面で、新しく始まった4コマ漫画の主人公・てづみちゃんととうちゃんのイラストが裏面だ。車内に!室内に!あなたのライフスタイルに華を添えること間違いなしのマストアイテムだ!!
  マニア垂涎の映像満載!特集&特別付録DVD「デコチャリ卒業生青春白書」
11/09/27 10:08
2011年11月号の特集は、少年時代にデコチャリに青春をかけたトラッカーにズームイン! なかでもグループ烈津號に所属する花道丸と神農丸、かつての名車を復活させた竜神丸の映像が収録されたDVDは必見!! アート・ファンには見逃せないシーンの連続です。10月1日発売の11月号をお買い忘れなく。 
  特別付録「由加丸特大ポスター」は迫力満点!
11/07/20 17:36
9月号(8月1日発売号)には特別付録として「由加丸特大ポスター」がつきます。赤レンガ倉庫がバックのコリーダVと銚子にて撮影した由加丸水急&由加丸の両面ポスターです。約85cm×約60cmのビッグサイズできっと満足していただけると思います。ぜひお買い逃しなく!!
  第24回アート・プラモ大賞の応募を締め切りました。
11/01/25 19:07
1月17日消印有効で応募は締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。発表は4月号(3月1日発売)にて掲載いたします。乞うご期待!
  第24回アート・プラモ大賞のエントリー作品を募集中!
10/12/21 17:36
カミオンでは現在、アート・プラモ大賞のエントリー作品を募集しています。2011年1月17日(月)消印有効。応募要項の詳細は本誌を参照のこと。年末年始のお休みを利用して、ぜひあなたの力作を送ってください!
  ダンプスペシャルU 発売!
10/12/16 10:19
全国のダンプファンのみなさま、お待たせしました。ダンプだけのスペシャル版の第二弾です。各地のご当地ダンプがぎっしり詰まってるだけでなく、特別付録DVDは怒濤の100分収録! 買わなきゃソンする完全保存版です!!
  カミオン特別編集 椎名急送大全
09/09/04 19:09
日本最高峰のアート・カンパニー、椎名急送のすべてを網羅。
怒涛の100分収録DVD付録付きです。ご予約はコチラよりどうぞ。

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