三菱ふそうのすべて

CONTENTS

トラックメーカーアーカイブ vol.2
三菱ふそうのすべて

  • THE HISTORY of MITSUBISHI-FUSO
    三菱ふそうの歴史
  • 三菱ふそうのトラック&バスはこうして作られる!
    開発・生産拠点全容解明
  • ふそうトラクタの系譜
  • トラクタを究める!!
    [Tシリーズ] [Wシリーズ] [Fシリーズ][ザ・グレートトラクタ] [スーパーグレートトラクタ]
  • ふそう大型車の系譜
  • 大型車を究める!!
  • [Tシリーズ] [Fシリーズ] [ザ・グレート] [スーパーグレート]
  • 新型スーパーグレートの真実
  • ふそう中型車の系譜
  • 中型車を究める!!
    [Tシリーズ] [ジュピター] [FKシリーズ] [ファイター]
  • 新型ファイターの真実
  • ふそう小型車の系譜
  • 小型車を究める!![キャンター]
  • 新型キャンターの真実
  • 名車復元プロジェクト
    レストア奮闘日記
  • 三菱ふそうバスグラフティ
    歴史を飾ったバスたち
  • バスを究める!!
    [エアロクィーン] [エアロキング]
  • 新型エアロクィーンの真実
  • 語り継がれる三菱ふそうの名車たち
    映画『トラック野郎』を追憶する
  • マニアの秘蔵写真で振り返る
    ふそう車のローカルヒーローたち

三菱ふそうのトラック&バスはこうして作られる!
開発・生産拠点 全容解明

世界中の人と物の流れをリードする三菱ふそうのトラック&バスの知られざる舞台裏をのぞいてみよう!我々をいつもワクワクさせる新型車はどのような場所でどのように作られているのだろうか?ここでは普段なかなかお目にかかれない三菱ふそうの開発・生産拠点を詳しく紹介するぞ。なかでも生産と検査の流れを時系列に追った川崎製作所における新型キャンターの製造ラインに注目だ!

  • 川崎製作所/技術センター
  • 喜連川研究所
  • 中津工場
  • 三菱ふそうバス製造株式会社

川崎製作所/技術センター
工場概要 【生産品目】大・中・小型トラック、トラック・バス用エンジン、産業用エンジンほか
敷地面積 430,030㎡
建物延面積 318,276㎡
社員数 約3,500名

新型キャンターに合わせて製造ラインをリニューアル

1941年に当時の三菱重工の川崎工作部として発足以来、商用車の生産を続けている川崎製作所。現在は三菱ふそうトラック・バスの生産拠点として、輸出も含めた小・中・大型トラックを生産するほか、各種エンジンの生産も行う。東京ドームが9つも収まる広大な敷地には大小様々な建物が並び、そのなかで最大の建物面積を誇るのは車両組立ラインやキャブ艤装ラインなどが入る第1組立工場だ。
川崎製作所では5年ほど前からラインサイドの在庫部品削減に取り組み、ライン上に生産部位と必要部品を並行して流すように変更して、生産効率と作業性の大幅な向上に成功した。さらに昨年8月にはEOL(End of line)と呼ばれる車検施設が新たに稼働を始め、川崎製作所では完全進化した生産体制の下、国内及び海外に向け生産が日々行われているのである。(12ページより)

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