日本レールバス大全―国産軽量気動車のすべて/斎藤幹雄 岡本憲之

CONTENTS

  • はじめに
  • 目次
  • 第1章 レールバス紀行
    • 今を生きるレールバス
      • 最後の2軸レールバス――紀州鉄道キテツ1・2
    • レールバスを次世代に伝える
      • 路線廃止後も走り続ける「50年選手」――南部鉄貫鉄道キハ101・102
    • 日本のレールバスが元気な国
      • 海を越え甦った日本製レールバス――ミャンマー国鉄
      • 日本→ミャンマー輸出車両対比アルバム
  • 第2章 レールバス黎明期の系譜
    • レールバス登場前史
    • 自動車をレールで走らせた車両の初登場
    • 単端式ガソリンカーの時代
    • フォードの大活用
    • 鉄道省の内燃車両
    • 初の自動車転用の鉄道車両
    • 自動車会社が造った鉄道車両
    • ディーゼル機関と代用燃料
    • 北海道の交通未開拓時代を支えたレールバス
    • 最東端の私鉄で走った単端式ガソリンカー
    • 軍用鉄道車両の平和転換
    • 苦肉の策として生まれた車両
    • 富士重工のレールバス第一世代
    • アンヒビアン・バスの試作
  • 第3章 新世代のレールバス
    • 新世代レールバスの誕生 1982-1984
    • 「NDC 初期車」と「LE-CarⅡ」が運行開始 1984-1986
    • 「ボギー式LE-Car」の登場 1985-1987
    • LE-DCへ――鉄道型車両への転換 1987-1995
    • 新標準仕様車の登場 1998-
    • アンヒビアン・バスの復活 2004-
  • 第4章 レールバスのしくみ
    • レールバス車両構造解題1 台車/エンジンのしくみ
    • レールバス車両構造解題2 運転台のしくみ
  • 巻末特集1 自動車がレールの上を走る?
  • 巻末特集2 LE-CarⅡ 登場当時の富士重工販促パンフレットより
  • 付録 レールバス諸元表

著者

  • 斎藤 幹雄(さいとう みきお)
    1994年3月亜細亜大学大学院修了。
    近年はインドネシアとミャンマーを中心に日本製車両の調査を行っている。
    鉄道史学会会員。
  • 岡本 憲之(おかもと のりゆき)
    娯楽鉄道総合コンサルタント「せんろ商会」運営。
    ナローゲージ鉄道保存団体「けいてつ協会」ボランティア会員。

カバー写真(表紙)
路線廃止後も現役時代と変わりなく稼働する南部鉄貫鉄道キハ101と腕木式信号機
撮影 小川清之 2005-12

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