スキーを教える、教わる現場は、経験則に基づく感覚的な表現で伝えることが多くなりがちです。
そこで、本書では日本体育大学スポーツマネジメント学部・雪上スポーツ研究室の竹腰誠教授が
研究してきたスキー動作の理論を踏まえ、科学的な根拠に基づくスキートレーニングを
解説していきます。

上級者の動きと、初級者や中級者の動きがどう違うのか、基本動作から段階的にどうレベルアップ
させればいいのか、などを実践的なトレーニングを提示して上達をサポートします。
初心者から中級者、また、これからスキーを教えたい人へ向けた実践的なスキー演習書です。

滑りの見本となる豊富な分解写真と、QRコードで見られる動画で解説していますので、
イメージがすぐにつかめるようになっています。

プルークボーゲン、シュテムターン、ロングターン、ショートターンなどの基本動作から、
カービングスキーの特性を生かしたカービングターンの技術、外脚荷重、エッジング、
ポジションなど、スキーの基本から上達にかかせないトレーニングが満載です。