真龍馬伝 現代語訳汗血千里駒/金谷俊一郎・坂崎紫瀾
真龍馬伝 現代語訳汗血千里駒/金谷俊一郎・坂崎紫瀾
- タイトル
- 真龍馬伝 現代語訳汗血千里駒/金谷俊一郎・坂崎紫瀾
- 発売日
- 2010/03/10(水)
- サイズ
- 18.8 x 13 x 2.4 cm
- ページ数
- 364
- ISBN
- 9784863960374
すべての「龍馬伝」はここから始まった!ファン待望の「汗血千里駒」を緊急現代語訳!
日本で最初に坂本龍馬を描いた小説「汗血千里駒」。
歴史に埋もれつつあった龍馬を闊達で先見性のあるヒーローとして描いた、龍馬モノのすべての源となっている本当のオリジナル!
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CONTENTS
すべての「龍馬伝」はここから始まった!
ファン待望の「汗血千里駒」を緊急現代語訳!
日本で最初に坂本龍馬を描いた小説『汗血千里駒』。NHK『龍馬伝』第1回冒頭のシーンで、岩崎弥太郎に龍馬の真の姿を取材する記者こそ、作者坂崎紫瀾です。歴史に埋もれつつあった龍馬を闊達で先見性のある闘士として描き、汗血千里駒』は、明治政府を撃つとともに後世にも伝わるヒーロー像を造り上げました。龍馬を題材にしたあの小説、この作品、すべての源になっており、著名だけれども今まで読まれることの少なかった本作を、おなじみ金谷先生が現代によみがえらせます!!
この閉塞の世の中に龍馬を甦らせたい―自由民権運動の壮士・坂崎紫瀾は、明治政府の薩長藩閥専制を打破すべく、幕末に維新の礎を築いた坂本龍馬を小説でよみがえらせた。NHK『龍馬伝』第一回の冒頭のシーンで、岩崎弥太郎に龍馬の真の姿を取材する記者こそ、この紫瀾である。歴史に埋もれつつあった龍馬を闊達で先見性のある闘士として描く『汗血千里駒』は、明治政府を撃つとともに、後世の鑑たるヒーロー像を造った。著名ではあるが今まで読まれることの少なかったこの日本で最初の龍馬伝を、当時の文体の美しさをそのまま残しながら、わかりやすい現代語に訳す「歴訳」で、よみがえらせる。
訳 金谷俊一郎(かなや しゅんいちろう)
歴史ナビゲーター・東進ハイスクール日本史科講師。入試指導、著述活動以外にも、テレビ出演、講演会等で活躍。著書は『30の失敗でわかる日本史』(芸文社刊)など多数。
作 坂崎紫瀾(さかざき・しらん)
1853年(嘉永6)~1913年(大正2)。明治期に活躍した自由民権家・ジャーナリスト。土佐藩医の子として江戸の土佐藩邸に生まれる。維新史研究などの執筆活動を中心とし、様々な新聞に連載をもった。
目次
- 口上
- 第一章 龍馬見参
- 春雨の刃傷
- 敵を討つ兄
- 士格と軽格
- 龍馬の微笑
- 幼時の龍馬
- 偽天狗退治
- 龍馬江戸へ
- 謎の美少年
- 女剣士光子
- 花見の逢瀬
- 龍馬の誓い
- 第二章 龍馬勇躍
- 英国の軍艦
- 近藤長次郎
- 龍馬の温情
- 尊皇攘夷論
- 脱藩の決意
- 第三章 龍馬奔走
- 壮士の血気
- 三人の割腹
- 英傑勝海舟
- 龍馬帰参す
- 広井の復讐
- 本懐を遂ぐ
- 薩摩へ回航
- 尊皇と佐幕
- 瀬戸屋お龍
- お龍の身上
- 二人の契り
- 龍馬の構想
- 薩長の和睦
- 桂とその女
- 第四章 龍馬受難
- 瀬戸屋襲撃
- 火を噴く銃
- 止めさんせ
- 長次郎割腹
- 長次郎の恋
- 勇士内蔵太
- 新婚旅行へ
- 山頂の逆鉾
- 第五章 龍馬激闘
- 龍馬の計略
- 宗古の功名
- 海峡の激戦
- 円山遊郭譚
- 樟脳の詐欺
- 勝海舟建言
- 後藤象二郎
- 中浜万次郎
- 第六章 土佐鳴動
- 孝明帝崩御
- 海援隊勇躍
- 慎太郎の説
- 板垣の助言
- 軍制の改革
- 守旧榎木党
- 第七章 龍馬暗殺
- 容堂公建議
- 慶喜の思い
- 大政の行方
- 龍馬の密書
- 怪しき壮士
- 汗血千里駒
- 大政奉還す
- 三人の浪士
- 龍馬の最期
- 刺客近藤勇
- 小御所会議
- 疑心の二藩
- 沢村惣之丞
- 長岡の論策
- 旧海援隊士
- 歴訳家謹白