読めそうで読めない! 日本史の漢字1000
読めそうで読めない! 日本史の漢字1000
- タイトル
- 読めそうで読めない! 日本史の漢字1000
- 発売日
- 2009/08/29(土)
- サイズ
- 18.6 x 13 x 1.6 cm 四六変/並製
- ページ数
- 152
- ISBN
- 9784874659984
1,047円 (税込)
日本史が好きな人も、嫌いだった人も、得意だった人も、苦手だった人も、まずはチャレンジ!
高井ジロル 著「読めそうで読めない!日本史の漢字1000」
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CONTENTS
日本史が好きな人も、嫌いだった人も、得意だった人も、苦手だった人も、まずはチャレンジ!
読めそうで読めない!日本史の漢字1000
高井ジロル 著
現代学校文化研究会主宰。地球儀、漢和辞典、地図など、著書は多岐にわたる。
「部曲」「按察使」「正親町天皇」―高校時代に習ったはずのこの3つ、自信もって読めますか?日本人なら知っておきたい、教科書にある日本史用語を1000語ピックアップ! さあどれだけ読めますか? 冒頭の3つの用語の答えは、ぜひ本書でご確認ください。
著者からのコメント
思い切って言うならば、日本史とは、イコール漢字であります。漢字を知れば日本史が理解できる、とは言えませんが、漢字を知らなければ日本史を理解することはできない、とは言えるでしょう。
なぜなら、武将名、合戦名、城名、制度名、事変名、元号名、地名、施設名、作品名、法令名……と、日本史に登場する用語というのは、どれをとっても漢字で表記されたものばかりだからです。
中にはひらがな混じりの言葉もありますし、外来語のようにカタカナで書かれたものもありますが、その割合は非常に低いもの。実際には、外来語だってなんとか漢字で書き表してきたのが我々日本人なのです。
もちろん、我々は今も毎日漢字に囲まれて生活しています。単に漢字ばかりというだけなら、別に恐れることなどないでしょう。
ですが、日本史の漢字は、日常的な漢字とは少し趣を異にしています。ちょっと他では見たことのないような珍しい字だったり、見たことはあっても読んだことはない字だったり、よく使い慣れたものなのに思いもよらない意外な読みをする字だったり。
つまり、日本史には読めそうで読めない漢字が多いのです。
歴史好きなら用語としては知っていても、いざ読み方を聞かれると、ちょっと迷ってしまう漢字。日本人なら見たことはあっても、いざ歴史用語としての読み方を聞かれると、ウッと詰まってしまう漢字。そして、うろ覚えだったり、まるっきり勘違いしていたり、なんとなく音読みでごまかしていたりする漢字……。
本書は、こうした日本史に特有な漢字とその読み方を、現行の高校「日本史B」教科書11冊から1000語厳選し、時代別に配列した一冊です。漢字を見てその読み方を想像しながらめくっていくことで、日本の通史を概観することができるユニークな一冊でもあります。
用語の読み方には揺れがあり、どれが正しくてどれが間違いという性質のものではありませんが、本書では文部科学省が認めた高校の歴史教科書に載っている読み方を採用しました。教科書の読み方と実際の読み方が異なることもあるでしょうが、日本人の常識力を示す一つの基準として捉えていただきたいと思います。
高校時代、試験前に教室で用語集を見ながら同級生と問題の出し合いをしたノリで、本書をめくっていただけたら幸いです。ついつい知ったかぶりして、適当な音読みでごまかしたりして、日本の歴史を紡いできた先人たちの機嫌を害しませんように。
読めそうで読めない!日本史の漢字1000 目次
- PART1 黎明期~古代
- 日本の夜明け
- 大陸文化と古代政権
- 推古期と飛鳥文化
- 律令国家
- 奈良時代から平安時代へ
- 貴族たちの世の中
- 特別編 難読天皇名33
- PART2 中世~戦国・安土桃山
- 武家社会の成立・鎌倉時代
- 武家社会の展開・室町時代
- 乱世から天下統一へ
- 特別編 仏教に関する用語33
- PART3 江戸幕府~近現代
- 江戸幕府の確率
- 江戸幕府の発展
- 江戸幕府の揺らぎ
- 近代国家日本
- 世界戦争の時代
- 現代ニッポン
- 特別編 漢字で表す地名・国名33
- 参考文献